キャリアが急反騰、第1四半期営業利益4.6倍で通期計画に対する進捗率は85%
キャリア<6198>が急反騰している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(22年10~12月)連結決算が、売上高48億9500万円(前年同期比41.9%増)、営業利益2億5600万円(同4.6倍)、純利益1億8200万円(同7.8倍)と大幅な増収増益となり、通期計画に対する営業利益の進捗率が85%と高進捗率となったことが好感されている。
医療・福祉施設向けの人材サービスを行うシニアケア事業で、前期に続いて新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場への看護師派遣特需が発生したことに加えて、アクティブシニアの人材派遣・紹介及び業務請負を行うシニアワーク事業で、請負案件などの大型案件があったことが寄与した。
なお、23年9月期通期業績予想は、売上高180億円(前期比10.2%増)、営業利益3億円(同15.8%減)、純利益1億5000万円(同23.3%減)の従来見通しを据え置いている。