ヘッドウォはS高、前期営業益は上振れ着地で今期予想は9%増
ヘッドウォータース<4011>がストップ高まで買われている。同社は14日取引終了後、22年12月期通期の連結決算を発表。営業利益は1億1000万円(前期から連結決算に移行したため前の期との比較なし)となり、従来予想の6600万円から上振れ着地したことが好感されているようだ。
売上高は15億7400万円で、従来予想の15億2000万円を上回った。新規受注が案件数・売り上げともに増加したことに加え、利益面では複数案件での原価低減が寄与した。
あわせて公表した23年12月期通期の連結業績予想は、売上高を前期比34.0%増の21億900万円、営業利益を同9.4%増の1億2000万円としている。
また、スマートカメラ、IoT機器、サービス及びアプリケーションをつなぐエコシステムを提唱するNICE(Network of Intelligent Camera Ecosystem)アライアンスに参画したことも発表。これにより、エレクトロニクス業界の世界的なリーディングカンパニーとの協業が可能になるという。