サマンサJPは小動き、今期は一転最終赤字の見通しも反応限定的
サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>は小動き。15日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想の修正を発表した。売上高の見通しは307億1800万円から251億円(前期比1.0%減)、最終損益の見通しは従来の1億円の黒字から20億6000万円の赤字(前期は41億5200万円の赤字)に見直した。もっとも、このところ株価が低迷していたこともあり、今回の発表を受けた反応は限定的となっている。22年11~12月末にかけてのファッション市況の減速などの影響で、年末商戦において苦戦を強いられた。商標権や共用資産など固定資産に関し、減損損失を計上する見込みとなったのも響く。