株価指数先物【昼のコメント】 2万7500円を中心としたこれまでのレンジ内での推移を継続
日経225先物は11時30分時点、前日比160円安の2万7510円(-0.57%)前後で推移。寄り付きは2万7480円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7515円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。その後は直後に付けた2万7440円を安値に買い戻しが強まり、中盤には一時2万7590円まで下落幅を縮めた。ただし、時間外の米長期金利の上昇を受けてドルが買われ、1ドル=134円半ばと急速に円安に振れるなか、終盤にかけて戻り売りに押される格好で2万7500円辺りでのこう着となった。
日経225先物は、米株安の影響により売りが先行したが、2万7500円を中心としたこれまでのレンジ内での推移を継続している。そのため、2万7500円近辺で押し目狙いのロングが見られる一方で、リバウンド場面では早めのクローズに動いているようだ。週末要因もあって、積極的な売買が手控えられるなか、狭いレンジでのスキャルピング中心のトレードに向かわせよう。なお、NT倍率は先物中心限月で13.81倍に低下した。スプレッド狙いのトレードは見られていないものの、若干ながらTOPIX優位の展開。
株探ニュース