ディアが決算受け上昇 純利益の見通しを上方修正 今年も好調な年と期待=米国株個別

材料
2023年2月18日 0時09分

農業機械のディア<DE>が上昇。取引開始前に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、純利益の見通しを上方修正した。

ロシアのウクライナ侵攻で小麦先物価格が最高値を更新してから1年、作物価格が高止まりし、農家はそのコスト上昇を吸収し、老朽化した機体のオーバーホールができると同社は見込んでいる。

中国のパンデミックからの回復とアルゼンチンの干ばつが需要を押し上げ、米国の農家は、収入が記録的な水準からは緩やかになっても、楽観的な姿勢を保っている。

メイCEOは「良好なファンダメンタルズ、低水準の機械在庫、堅実な執行の継続を基盤として、今年も好調な年になると期待している」と述べている。

(11-1月・第1四半期)

・1株利益(調整後):6.55ドル(予想:5.53ドル)

・売上高:114.0億ドル(予想:112.3億ドル)

耕作機械:52億ドル(予想:54億ドル)

建設・林業:32億ドル(予想:29億ドル)

小規模農業・芝生:30.0億ドル(予想:30.1億ドル)

(通期見通し)

・純利益:87.5~92.5億ドル(従来:80~85億ドル)(予想:83.6億ドル)

・耕作機械売上高:20%増(従来:15~20%増)

・建設・林業売上高:10~15%増(従来:約10%増)

・小規模農業・芝生売上高:0~5%増と変わらず

(NY時間09:58)

ディア<DE> 424.43(+21.47 +5.33%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.