東京株式(前引け)=5円安、売り一巡後は下げ渋る展開に
20日前引けの日経平均株価は前日比5円80銭安の2万7507円33銭。前場のプライム市場の売買高概算は4億9341万株、売買代金は1兆1472億円。値上がり銘柄数は1321、値下がり銘柄数は439、変わらずは77銘柄だった。
日経平均株価は、朝方は売りが先行し一時80円を超える下落となる場面があった。前週末17日の米株式市場でハイテク株などが下落しナスダック指数が続落したことも警戒された。ただ、下値には買いが流入し午前10時過ぎに日経平均株価は一時、小幅なプラス圏に浮上するなど下げ渋る展開となった。結局、前場は小幅安で引けた。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やソニーグループ<6758>が安く、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>が値を下げた。日本製鉄<5401>やソニーグループ<6758>が安い。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高く、信越化学工業<4063>やブリヂストン<5108>、JT<2914>がしっかり。