アバールは連日で最高値圏を舞う、AI普及局面で活躍余地広がる
アバールデータ<6918>が続伸、前日は一時400円を超える急騰で上場来高値を更新したが、買い気は強くきょうも目先筋の利食いを吸収して上値追い態勢にある。半導体製造装置用電子制御装置の受託製造を主力に、利益率の高い自社製品も展開する。米国では画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が人工知能(AI)関連の最右翼として収益成長への期待が高まっており、株価面でも再評価されている。アバールもFPGA画像処理やディープラーニングなど高技術をベースとした画像製品で優位性を持っており、AI普及局面で活躍余地が広がる可能性がある。PERは依然として7倍台と割安感が強く、株式需給面では最高値圏で戻り売り圧力がないほか、信用買い残も直近データで16万株程度にとどまり上値が軽い。