中国のIT株が下落 価格競争復活に警戒感=米国株個別
NYに上場している中国のIT企業の株価が下落。ブルームバーグによると、中国政府が国内のIT企業への締め付けを緩める中で、価格競争が復活しつつあり、投資家はネット各社の利益率が圧迫されるのではとの懸念を強めていると伝えている。
JDドットコム<JD>が?多多(ピンドゥオドゥオ)などのライバル企業との競争のため100億元規模の補助金べースのキャンペーンを計画していると伝わったことがきっかけとなっている。ネット企業側は、中国の消費見通しと規制の正常化に楽観的」だが、補助金ベースの競争は電子商取引業界全体にとってはマイナスだという。
(NY時間09:52)
JDドットコム<JD> 47.91(-5.11 -9.64%)
アリババ<BABA> 96.63(-3.38 -3.38%)
テンセント<TCEHY> 46.12(-1.08 -2.29%)
百度(バイドゥ)<BIDU> 138.61(-3.10 -2.19%)
ビリビリ<BILI> 21.78(-0.27 -1.22%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美