レアジョブが急伸、著名スタートアップの資金調達完了がリスキリング関連銘柄の刺激材料に
オンライン英会話サービスを手掛けるレアジョブ<6096>が急伸。英語学習のコーチングサービスを手掛けるプログリット<9560>や、オンライン資格講座のKIYOラーニング<7353>など、リスキリング関連株の一角が逆行高となった。
22日、社会人向けオンライン学習サービスを手掛けるSchoo(東京都渋谷区)が、国内ベンチャーキャピタルのインキュベイトファンド(同港区)をはじめ、第一生命ホールディングス<8750>の第一生命保険、中国電力<9504>、SBI新生銀行<8303>、商工組合中央金庫(商工中金)などから、シリーズEラウンドで総額21億5000万円の資金調達を完了したと発表した。
経済メディアで幾度も取り上げられ、高成長が期待されているスタートアップのSchooが多額の資金調達を実現したことを受け、国策ともいえるリスキリングの市場の成長性が改めて意識された格好となった。全体相場が軟調ななかにあっても、言語習得や資格関連のビジネスを展開する銘柄に対する投資家の買いを誘う要因となったようだ。