NY外為:ユーロ下落、仏中銀総裁はハト派姿勢を示す
仏中銀のビルロワ・ドガロー総裁は、地元紙とのインタビューで、欧州中央銀行(ECB)が9月までの全会合で利上げする義務は全くなく、預金金利がすでに金融引き締め域に達したとの見解を示した。一方で、タカ派のナーゲル独連銀総裁は金融引き締め域に達したとは考えていない。
ショナーベル理事がインフレを巡る勝利宣言は時期尚早と発言し、市場が物価圧力を過小評価していると発言したため市場は欧州中央銀行(ECB)のピーク金利予想を引き上げた。この動きを受けて、過剰な反応とビルロワ・ドガロー仏中銀総裁は言及。
ユーロ・ドルは1.0617ドルまで下落。ユーロ・円は143円43銭から143円05銭まで下落した。
《KY》