ドミノ・ピザが決算受け下落 向こう2-3年の見通しを下方修正=米国株個別
ドミノ・ピザ<DPZ>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。米国内および海外の既存店売上高の伸びが予想に届かなかった。
同社はまた、現在のマクロ環境の逆風が米国のデリバリー事業に影響を与えていることを踏まえ、向こう2-3年の見通しを下方修正している。売上高の伸びは4-8%と従来の6-10%から下方修正した。
同社は声明で「昨年は米国のデリバリー事業が大きな圧力を受けたが、テイクアウトは引き続き勢いがあり、海外店舗も力強い成長を達成した」と述べた。なお、四半期配当を10%増配し1.21ドルとした。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):4.43ドル(予想:3.97ドル)
・売上高:13.9億ドル(予想:14.3億ドル)
・国内既存店売上高:0.9%(予想:3.6%)
・海外既存店売上高:2.6%(予想:3.9%)
・営業利益率(調整後):36.8%(予想:36.7%)
・店舗数:361増(予想:438増)
(NY時間09:54)
ドミノ・ピザ<DPZ> 314.99(-33.47 -9.61%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美