A&Dホロンは新値圏まい進、機関投資家の買い需要追い風に半導体関連の出世株に
A&Dホロンホールディングス<7745>の上値追い鮮烈。ここ上げ足を強めていたが、きょうはマドを開け一段高に買われ新値街道を突き進む展開にある。計測・計量機器の大手メーカーで電子てんびんは国内トップシェアを誇るほか、昨年4月に電子ビーム技術を強みとする半導体関連装置メーカーのホロンと経営統合(持ち株会社化し親会社はA&D)しており、両社の技術融合による次世代テスター開発など成長分野での展開力を増している。足もとの業績は絶好調といってよく、22年10~12月期は前年同期比倍増の29億300万円と急拡大した。今週に入り三井トラスト・アセットマネジメントが大量保有報告を行っており、日興アセットマネジメントと合わせて同社株式を5.69%保有していることが判明した。投資信託など機関投資家の買い需要が観測されるなか、上値期待が一段と高まっているもようだ。