【市場反応】米1月PCEコアデフレーター、予想外に伸び拡大、ドル買い

市況
2023年2月24日 23時04分

米商務省が発表した1月個人所得は前月比+0.6%となった。伸びは12月+0.3%から拡大し10月来で最大となったが予想に満たず。同月個人支出は前月比+1.8%と、3カ月ぶりのプラス改善。予想+1.4%も上回り21年5月来で最大。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目の同月コアPCE価格指数は前年比+4.7%。伸びは12月から鈍化予想に反し拡大した。インフレの鈍化が容易ではないあらたな証拠となった。

結果を受けて、FRBの長期利上げ観測が強まり米国債相場は反落。米2年債利回り4.72%から4.766%へ上昇した。ドル買いも優勢となり、ドル・円は135円98銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0574ドルから1.0545ドルまで下落。

【経済指標】・米・1月コアPCE価格指数:前年比+4.7%(予想:+4.3%、12月:+4.6%←+4.4%)・米・1月個人所得:前月比+0.6%(予想:+1.0%、12月:+0.3%←+0.2%)・米・1月個人支出:前月比+1.8%(予想+1.4%、12月-0.1%←-0.2%)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.