オープンドアが決算受け大幅安 軟調なマクロ環境で住宅売買のスピードに限界との指摘=米国株個別
住宅売買プラットフォームを展開するオープンドア・テクノロジーズ<OPEN>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。
ただ、株価は下落。アナリストが、データ駆動型の住宅リノベーション業者は、現在のマクロ環境では売買のスピードに限界があると指摘したことが嫌気されている模様。
すぐには改善のきっかけはなく、成長軌道に戻るにはもっとマクロ環境の正常化が必要だという。軟調なマクロ環境が、同社が購入できる家の数を制限しており、逆に同社の守備範囲の広さが、これを悪化させているという。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.63ドル(予想:-0.87ドル)
・売上高:28.6億ドル(予想:25.1億ドル)
・EBITDA(調整後):-3.51億ドル(予想:-3.54億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:24.5~26.5億ドル
・EBITDA(調整後):-3.50~-3.70億ドル
(NY時間11:01)
オープンドア<OPEN> 1.61(-0.22 -11.81%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美