オープンドアが決算受け大幅安 軟調なマクロ環境で住宅売買のスピードに限界との指摘=米国株個別

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2023年2月25日 1時09分

住宅売買プラットフォームを展開するオープンドア・テクノロジーズ<OPEN>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。

ただ、株価は下落。アナリストが、データ駆動型の住宅リノベーション業者は、現在のマクロ環境では売買のスピードに限界があると指摘したことが嫌気されている模様。

すぐには改善のきっかけはなく、成長軌道に戻るにはもっとマクロ環境の正常化が必要だという。軟調なマクロ環境が、同社が購入できる家の数を制限しており、逆に同社の守備範囲の広さが、これを悪化させているという。

(10-12月・第4四半期)

・1株損益(調整後):-0.63ドル(予想:-0.87ドル)

・売上高:28.6億ドル(予想:25.1億ドル)

・EBITDA(調整後):-3.51億ドル(予想:-3.54億ドル)

(1-3月・第1四半期見通し)

・売上高:24.5~26.5億ドル

・EBITDA(調整後):-3.50~-3.70億ドル

(NY時間11:01)

オープンドア<OPEN> 1.61(-0.22 -11.81%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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