2月27日のNY為替概況
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円36銭から135円92銭まで下落し、引けた。
予想を下回った米1月耐久財受注速報値を受け米金利低下に伴うドル売りが優勢となった。対欧州通貨のドル売りも目立った。その後、米1月中古住宅販売成約指数が予想外の伸び拡大でドル売りが後退。
ユーロ・ドルは、1.0550ドルから1.0620ドルまで上昇して引けた。
ユーロ・円は143円77銭から144円52銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.1974ドルから1.2066ドルまで上昇した。英国と欧州連合(EU)が英離脱協定の中での北アイルランドを巡る物流の取り組み見直しで合意したとの報道を好感しポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは、0.9411フランから0.9344フランまで下落した。
【経済指標】・米・1月耐久財受注速報値:前月比-4.5%(予想:-4.0%、12月:+5.1%←+5.6%)・米・1月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.7%(予想:+0.1%、12月:-0.4%←-0.2%)・米・1月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+1.1%(12月:-0.6%)・米・1月中古住宅販売成約指数:前月比+8.1%(予想:+0.9%、12月:+1.1%←+2.5%)
《KY》