NY為替:米製造業関連指標を受けてドル弱含み
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円36銭から135円92銭まで下落し、136円24銭で引けた。予想を下回った米1月耐久財受注速報値を受け米金利低下に伴うドル売りが優勢となった。対欧州通貨のドル売りも目立った。その後、米1月中古住宅販売成約指数が予想外の伸び拡大でドル売りが後退。
ユーロ・ドルは、1.0550ドルから1.0620ドルまで上昇して1.0608ドルで引けた。ユーロ・円は143円77銭から144円55銭へ上昇。ポンド・ドルは、1.1974ドルから1.2066ドルまで上昇した。英国と欧州連合(EU)が英離脱協定の中での北アイルランドを巡る物流の取り組み見直しで合意したとの報道を好感しポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.9411フランから0.9344フランまで下落した。
《MK》