NY外為:円安値から反発、ドル・円135円台後半、一目均衡表の雲は突破
NY外為市場で円は反発した。ドル・円はインフレ加速を受けた欧州債券市場動向に連れた米金利の上昇に伴うドル買いに136円92銭まで上昇し、年初来の高値を更新。重要な節目となる200日移動平均水準の137円17銭を試した。その後、米2月消費者信頼感指数や2月リッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったためドル買いが後退。さらに、日銀の金融緩和維持を材料にした円売りも後退した。
しかし、一目均衡表の雲を上回る水準は保っている。転換線の135円25銭付近、雲の上限134円74銭がサポートとなる。
ユーロ・円は145円47銭まで上昇後、143円88銭まで反落。ポンド円は166円01銭まで上昇後、164円07銭まで反落した。
《KY》