★本日の【イチオシ決算】 日ダイナミク、エアトリ、イーレックス (3月1日)
１）本日（3月1日）引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【日ダイナミク <4783> [東証Ｓ]】 ★今期経常を10％上方修正・4期ぶり最高益、配当も6円増額
◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の10.3億円→11.3億円に9.7％上方修正。増益率が7.7％増→18.2％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。IT関連事業で既存顧客の新領域の案件獲得などが想定以上に伸びることが寄与。また、パーキングシステム事業では鉄道や商業施設の利用が改善したことに加え、料金改定の効果も寄与し、駐輪場利用料収入が大幅に増加する。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→20円(前期は14円)に大幅増額修正した。
●サプライズな決算発表・業績修正
トライアイズ <4840> [東証Ｇ] ★今期最終を一転黒字に上方修正
◆23年12月期の連結最終損益を従来予想の1900万円の赤字→1億1000万円の黒字(前期は4億6800万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。有償減資を実施した海外子会社への出資時と減資時に適用した為替レートの差異により、為替差益1.5億円が発生することが利益を押し上げる。
エアトリ <6191> [東証Ｐ] ★今期最終を57％上方修正
◆23年9月期の連結最終利益を従来予想の7億円→11億円に57.1％上方修正。減益率が59.1％減→35.7％減に縮小する見通しとなった。全国旅行支援を契機とした旅行需要の高まりを追い風に、国内旅行分野を中心に業績が好調に推移していることが要因。
イーレックス <9517> [東証Ｐ] ★今期売上を一転26％増収に上方修正・最高更新へ
◆23年3月期の連結売上高を従来予想の2056億円→2900億円(前期は2305億円)に41.1％上方修正。従来の10.8％減収予想から一転して25.8％増収を見込み、10期連続で過去最高を更新する見通しとなった。資源価格の高騰による電力調達コストの上昇を踏まえ、電力小売・電力卸売の価格が上昇したことなどが上振れの要因。なお、各利益項目への影響については、電力市場の価格動向を踏まえる必要があるため、精査中とした。
■発表時間未確認
◆第1四半期決算：
<4627> ナトコ [東Ｓ] (前回15:00)
<9824> 泉州電 [東Ｐ] (前回14:00)
◆第3四半期決算：
<2910> Ｒフィールド [東Ｐ] (前回15:00)
<4750> ダイサン [東Ｓ] (前回15:30)
合計4社
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