ダウ先物は小幅安 コールズの決算嫌気し百貨店が時間外で冴えない動き=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:41)
ダウ先物 32618(-64.00 -0.20%)
S&P500 3969.00(-6.50 -0.16%)
ナスダック100先物 12063.25(-9.00 -0.07%)
米株価指数先物市場でダウ先物は小幅安で推移しており、きょうの米株式市場は上値の重い展開で始まりそうだ。この日発表の中国のPMIが強い内容だったことから、米株式市場も下支えされていたが、上値は重い。
きょうから3月相場に入るが、強い米経済指標を受けたFRBのタカ派姿勢と高金利の長期化観測などで、2月の株式市場は弱気相場を再認識させられている。
ただ、3月に発表される米経済指標はこのところの需要減を反映し、数字は2月ほど強くはないとの見方も出ているが、果たして3月相場は前月から回復できるか注目される。
取引開始前に百貨店のコールズ<KSS>が決算を発表していたが、過剰在庫の値引き処理と製品コストのインフレの影響で冴えない決算を発表していた。これを受けて他の百貨店株の株価も時間外で冴えない動きをしている。
きょうは日本時間0時に2月のISM製造業景気指数が発表される。
(NY時間08:51)時間外
コールズ<KSS> 25.99(-2.05 -7.31%)
メーシーズ<M> 19.95(-0.51 -2.49%)
ノードストロム<JWN> 19.08(-0.40 -2.05%)
アップル<AAPL> 147.28(-0.13 -0.09%)
マイクロソフト<MSFT> 250.48(+1.06 +0.42%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 94.22(-0.01 -0.01%)
アルファベット<GOOG> 90.45(+0.15 +0.17%)
テスラ<TSLA> 206.16(+0.45 +0.22%)
メタ・プラットフォームズ<META> 174.55(-0.39 -0.22%)
AMD<AMD> 78.67(+0.09 +0.11%)
エヌビディア<NVDA> 231.56(-0.60 -0.26%)
NY株式28日終値
ダウ平均 32656.70(-232.39 -0.71%)
S&P500 3970.15(-12.09 -0.30%)
ナスダック 11455.54(-11.44 -0.10%)
CME日経平均先物 27435(大証終比:-95 -0.35%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美