このあと2月のISM製造業景気指数
このあと日本時間0時に2月のISM製造業景気指数が発表される。予想は47.8と前回と同水準で、判断基準の50を4カ月連続で下回ることが見込まれている。
前回1月分は受注と生産が一段と落ちみ、金利上昇と財の需要減少、そして、景気の先行き不透明感が米製造業のセンチメントを圧迫していることが示されていた。一方、サプライチェーンの混乱は鎮静化。
今回も引き続き米製造業が需要減退に直面していることが示されると見られており、2020年5月以来の低水準となっていた新規受注指数は今回も50を下回ることが予想されている。
一方、雇用指数は12月、1月と上昇が見られていたが、今回も上昇が期待されている模様。回答者のコメントなどから、需要が弱まる中で、なぜ雇用が維持されているのかを見極めたいとの声も出ている。
なお、同時刻に1月分の米建設支出も発表される。
ISM製造業景気指数(2月)2日0:00
予想 47.8 前回 47.4
建設支出(1月)2日0:00
予想 0.2% 前回 -0.4%(前月比)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美