スプランクが決算受け時間外で株価下落=米国株個別
ウェブデータ分析用ソフトウエアのスプランク<SPLK>が引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は時間外で冴えない反応を示している。ガイダンスを嫌気している模様。売上高が第1四半期、通期とも予想を下回る見通しを示した。
アナリストからは「第4四半期はタームライセンスが上振れを牽引し、クラウドも若干予想を下回った程度に留まり、収益性も予想を上回るなど概ねポジティブな内容だった。しかし、ガイダンスは需要環境の弱さを示す内容だった」との指摘が出ている。「営業利益率、フリーキャッシュフローの見通しは予想を上回ったものの、このポジティブな点は見過ごされるかもしれない」とも述べている。
株価は時間外で下落。
(11-1月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.04ドル(予想:1.15ドル)
・売上高:12.5億ドル(予想:10.8億ドル)
ライセンス:6.70億ドル(予想:4.92億ドル)
クラウド:4.14億ドル(予想:4.16億ドル)
保守サービス:1.67億ドル(予想:1.69億ドル)
・粗利益率(調整後):86.4%(予想:82.8%)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:7.10~7.25億ドル(予想:8.08億ドル)
・営業利益率(調整後):-3~-5%(予想:+0.93%)
(通期見通し)
・売上高:38.5~39.0億ドル(予想:40.2億ドル)
・営業利益率(調整後):16.5~17.5%(予想:14.9%)
(NY時間17:16)時間外
スプランク<SPLK> 101.45(-1.03 -1.01%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美