外為サマリー:米金利の先高観から136円台前半で堅調推移

通貨
2023年3月2日 10時24分

2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円24銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル高・円安となっている。

1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円19銭前後と前日に比べて2銭程度のドル高・円安で取引を終えた。序盤には135円26銭まで下押す場面もみられたが、米長期金利が上昇するとともにドル買い・円売りが流入し、一時136円32銭まで強含んだ。

1日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した2月の米製造業景況感指数で、仕入れ価格指数が前月から上昇するなどインフレ圧力の高まりが示されたことから米金融引き締めの長期化観測は根強く、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開。米金利の先高観から日米金利差の拡大が意識されやすいなか、136円台前半での推移となっている。一方、前日に発表された2月の独消費者物価指数(CPI)速報値の伸び率が市場予想を上回ったことを手掛かりに、ユーロが対ドルや対円で買われている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0660ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=145円25銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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