外為サマリー:一時136円50銭近辺まで軟化したあとは下げ渋る

通貨
2023年3月3日 10時32分

3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円62銭前後と前日の午後5時時点に比べて15銭程度のドル安・円高となっている。

2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円77銭前後と前日に比べて60銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米雇用市場の強さを示す経済指標を受けて一時137円09銭と約2カ月半ぶりの水準までドル高・円安が進んだが、その後は利益確定のドル売りに上値を抑えられた。

この流れを引き継いだ東京市場はドル売り・円買いが先行。米アトランタ地区連銀のボスティック総裁が2日に「3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げが望ましい」と述べ、0.5%の利上げ観測が後退していることもあって朝方には136円50銭近辺まで軟化する場面があった。ただ、きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすく、その後は下げ渋る動きとなっている。なお、総務省が朝方発表した東京都区部の2月の消費者物価指数(CPI)速報値は、生鮮食品を除く総合で前年同月比3.3%上昇とほぼ市場予想に沿った内容だった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0611ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=144円96銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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