伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月6日記)
日経平均株価は、昨年からのもちあいが下降途中の動きなら、目先の価格が昨年11月の高値2万8502円へ接近することなく、上値を抑えられる公算です。
その場合、最近の上昇は、2万8000円以上の水準で強く上値を抑えられる動きになると考えられます。
本日は、前週末のNYダウが上昇した流れを映して、寄り付き値が2万8000円以上から始まる公算です。2万8000円以上で強く上値を抑えられるなら、寄り付き後は、早い時間帯から上値重く推移して、3日の終値2万7927円以下へ下げる動きになると考えられます。
今後の価格が2万8502円以上を目指す動きになるなら、目先は、勢いの強い上げの流れを継続して、一気に2万8502円以上へ上昇すると考えられます。
本日、価格が下げても、2万8000円前後で下値堅く推移するなら、勢いの強い上昇を継続する可能性を残します。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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