今日の為替市場ポイント:米政策金利の大幅上昇を警戒してドルは底堅い動きを維持

通貨
2023年3月8日 8時04分

7日のドル・円は、東京市場では136円18銭から135円66銭まで下落。欧米市場では135円55銭まで下落した後、一時137円19銭まで上昇し、137円15銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に137円を挟んだ水準で推移か。米政策金利の大幅な上昇が警戒されており、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

7日に米議会上院銀行委員会で行われたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で、パウエル議長は「最新の経済データは予想より強く、金利の最終到達水準が従来の想定を上回る可能性が高いことを示唆している」と述べた。この発言を受けて米長期金利は一時上昇し、ドルは主要通貨に対して強含みとなった。市場参加者の間からは「3月、5月、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で合計1ポイントの利上げ実施が決定される」との声が聞かれているが、一部の市場参加者は「FRBは広範囲の経済データを慎重に点検する必要があるため、今年半ば以降の政策金利見通しについては予断を許さない状況が続く」と指摘している。

《CS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.