ウェルライが急動意で4000円大台乗せ、eスポーツ関連株物色の波に乗る
ウェルプレイド・ライゼスト<9565>が急動意、一時10%を超える上昇で4000円台に乗せる場面があった。昨年11月30日に東証グロース市場に上場したニューフェースでeスポーツ大会の企画・運営などを手掛ける。同社株式の過半の株式を保有する筆頭株主はカヤック<3904>で親会社と協業体制でeスポーツ関連事業に積極展開を図っている。
国際オリンピック委員会(IOC)主催の「オリンピックeスポーツシリーズ」と題した大会が新設され、予選を経て6月22~25日にシンガポールで決勝が行われる予定にあるが、これを背景にeスポーツ関連株に動意含みの銘柄が目立っている。国内ではNTT<9432>が、次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」の商用サービスを今月16日から提供することを発表しているが、自動運転やeスポーツは低遅延を売り物とするアイオンの特長を生かせる分野であり、こうしたインフラ面での充実もテーマ買いの動きに追い風となっている。