ビジネス・ブレークスルー説明会文字起こし(2023年1月24日開催)(1)

材料
2023年3月8日 17時00分

・出演者

株式会社ビジネス・ブレークスルー 常務執行役員 宇野 令一郎

株式会社フィスコ マーケットレポーター 高井 ひろえ(司会進行役)

●フィスコ 高井

皆さま、こんにちは。本日は、株式会社ビジネス・ブレークスルーオンライン説明会にご参加くださりありがとうございます。司会進行を務めますフィスコの高井です。よろしくお願いいたします。

本日のビジネス・ブレークスルーさまのセミナーでは、企業ご説明の後に質疑応答のお時間もございます。ぜひ皆さまにもご参加いただきたく、ご感想、ご質問をぜひお願い申し上げます。

なお、ご質問は、こちらの動画画面の下の部分にありますコメント欄より受け付けております。セミナー中は随時受け付けておりますので、ぜひ動画画面の下の部分にありますコメント欄よりお送りください。

それでは、第1部のスタートです。ご出演者の方は画面をオンにお願いいたします。

ご紹介をいたします。株式会社ビジネス・ブレークスルー常務執行役員、宇野令一郎さまです。よろしくお願いいたします。

■ビジネス・ブレークスルー 宇野

よろしくお願いします。宇野と申します。

●フィスコ 高井

それでは早速、ご講演のほど、よろしくお願いいたします。

■ビジネス・ブレークスルー 宇野

皆さま、本日は大変お忙しい中、また夜分遅くの時間にお時間を頂きましてありがとうございます。

私は、株式会社ビジネス・ブレークスルー常務執行役員を務めさせていただいております宇野と申します。よろしくお願いいたします。社内では、広報、IR、経営企画などを担当しております。

早速ですが、本日、皆さまに弊社、株式会社ビジネス・ブレークスルーについてご案内させていただきます。投影資料に沿ってご案内させていただきたいと存じます。

今日は、最初に私のほうでお話させていただいた後、皆さまからのご質問にも積極的にお答えさせていただきたいと思っています。

ご質問のところは、先ほど司会者さまのご案内にもありましたけれども、配信のプラットフォームのコメント欄にお書きいただければ、後からまとめてお答えすることもあるかもしれませんけれども、ちょっとしたことであれば、逐次お答えすることも考えております。私のほうでも、この画面を見ながら進めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

まず、会社概要からご案内させていただきたいと思います。弊社はビジネス・ブレークスルーという会社なのですが、実は、このビジネス・ブレークスルーという会社名よりも、もしかすると、会長および創業者の大前研一をご存じの方も多いのかもしれないとは思っております。

大前研一は、実は来月で80歳になろうかという形の人物でございますが、大変元気で、いまだに新人研修なんかでも、若手と腕相撲をして勝ってしまうというような形で、非常にエネルギッシュにやっております。

この大前研一は、今から25年ほど前、まだeラーニングもままならず、オンライン教育というものが世界でもほとんど出ていないとき、まさに日本初と言っても過言ではないかと思いますけれども、「オンラインで教育を行う」という、今でいうEdTechのはしりにも例えられる「ビジネス・ブレークスルー」を創業いたしました。

目的としては、「グローバルリーダーの育成」を掲げ、まさに日本から世界に羽ばたく人材を、子どもから大人まで、最後はCEOに至るまで、育てていきたいという思いでこの会社を創業しています。

その手段として、日本で初めてのオンライン大学、企業向けの研修、のちには、日本最大級のインターナショナルスクールを立ち上げ、現在にいたります。

ここで一つ、ビジョンとして掲げている「ライフタイム・エンパワーメント」についてちょっとだけ補足させていただければと思っています。

このライフタイム・エンパワーメント、ピンとくる方、どれぐらいいらっしゃいますでしょうか。エンパワーというのは、「自分で活力をつけていく」ということを示しますが、「BBTの学び舎にいつでも戻ってきていただいて、そこで新しい知識、スキル、最新の情報をアップデートしていただき、仕事の現場で結果を出していただく」、そういった形の生涯教育を提供するところが一つのキーワードになっています。

BBTの沿革は一言で申し上げますと、オンライン、eラーニングという分野で、日本初ということに常にトライし、そういったテクノロジー面も自社開発でやってきたというところ、あとは、成長戦略としては、M&Aをしながら、成長をおおむね、前年比、CAGRでいくと10から15%、継続的に安定成長させてきた会社でございます。

2010年までの沿革は、この「日本初」ということを多く実現した中で、日本初のオンライン大学を文科省から認可を受けて開学をし、マザーズ上場したというところが、この中ではエポックメーキングだと思います。

2010年代の直近の10年は、新事業の大きな柱として、インターナショナルスクール事業を立ち上げて参りました。

BBTに関しては、古くからBBTのことをご存じでいらっしゃる方、または、会長の大前研一を通じて、BBTについてちょっと知っているという方は、私どもの売上利益の半分が今やこのインターナショナルスクール事業であるというところは、もしかすると、「えっ」、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今現在、売上の5割がオンライン教育事業、われわれの事業セグメントでは「リカレント事業」といっていますけれども、になっており、残りの半分は、この国際教育事業、インターナショナルスクール事業という形になっています。こちらのほうは、主にM&Aという形で成長してきております。

もう一つ、直近2年間では、2019年7月、2021年11月にありますけれども、ITプレナーズジャパン、日本クイント、両方とも、これはヨーロッパに本社を持つ会社の日本子会社をわれわれのほうで譲り受けたというものです。これは、今も、または今後も日本で重要ですし、日本企業にとって必要になってくるであろうDX教育、ITマネジメント教育、そういったものを展開するために子会社化したものでございます。

そういった意味では、国際グローバル人材育成、国際教育の高まりとともに、2010年代から成長させてきたインターナショナルスクール事業の成長に加えて、今後は、DX、ITマネジメントを積極的に法人のお客さま中心にITプレナーズを展開していきます。このように、新規軸を常に出しているというようなところが見ていただけるかと思います。

前半、創業時から2010年ぐらいまでの間で確立してきた大学、大学院、企業研修を中心とするリカレント教育事業というものと、後半、18歳以下をターゲットにするインターナショナルスクール教育のプラットフォームサービス事業と、この両輪で成長をしてきました。

18歳以下がインターナショナルスクール事業、プラットフォーム事業。18歳以上がリカレントという形ですので、まさに、この二つが柱となることによって、幼児からCEOレベルまでの一貫教育を実現しています。大人の教育はオンライン中心が効率がいいということで、オンライン中心です。一方、子どものグローバルな育成教育は、やはりフェーストゥフェースが大事ということで、リアル中心という形になっています。

これを別の図で表した通り、「アオバジャパン」というブランドの学校を10校近く展開しています。首都圏の都心にお住まいの方でいらっしゃると、もしかすると、お近くでアオバのバスが走っているということもあるかもしれません。アオバジャパンは、歴史自体は半世紀近くの歴史があるインターナショナルスクールなのですが、卒業生では、宇多田ヒカルさんですとか、そうそうたる方がいらっしゃいますけれども、今も成長を毎年続けているという形になります。

大学、大学院については、冒頭、先ほど申し上げたとおり、文科省認可事業ということもあり、非常に参入障壁が高い事業であって、認可を取っているからこそ「きちっとやっている」とご理解いただけると思っております。

プラットフォーム事業のほうも、国際バカロレアという、これも取得が容易ではない国際カリキュラムの認定を受けています。つまりわれわれの2つのコア事業は認定事業でございますので、それなりに他社が簡単には入ってこられない、参入障壁が高い事業をやっているというところになります。

「ビジネス・ブレークスルー説明会文字起こし(2023年1月24日開催)(2)」に続く

《TY》

提供:フィスコ

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