クラウド・ストライクが決算受け上昇 新規ARRの伸びを好感=米国株個別
サイバーセキュリティのクラウド・ストライク<CRWD>が上昇。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。年ベース経常収益(AAR)も予想を上回っている。サブスクリプションでの売り上げが好調で、特に新規のARRの伸びが予想を大きく上回ったことが好感されている模様。また、ガイダンスも公表し、通期は予想を上回る見通しを示した。
アナリストからは「厳しい環境下でも、第4四半期の業績が過去最高の新規ARRの増加に牽引されことは心強い。今回の決算は、同社の長期拡大の道筋をさらに証明している」との指摘も出ていた。
(11-1月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.47ドル(予想:0.43ドル)
・売上高:6.37億ドル(予想:6.25億ドル)
サブスク:5.98億ドル(予想:5.88億ドル)
プロフェッショナル・サービス:0.39億ドル(予想:0.34億ドル)
・年ベース経常収益(ARR):25.6億ドル(予想:25.1億ドル)
新規:2.22億ドル(予想:1.76億ドル)
・サブスク会員:2万3019件(予想:2万2155件)
(2-4月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.50~0.51ドル(予想:0.43ドル)
・売上高:6.75~6.78億ドル(予想:6.63億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.21~2.39ドル(予想:2.01ドル)
・売上高:29.6~30.1億ドル(予想:29.6億ドル)
(NY時間09:38)
クラウド・ストライク<CRWD> 132.50(+7.57 +6.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美