タマホームは最高値街道をまい進、好業績・高配当利回りで株式需給面の後押しも
タマホーム<1419>が5連騰で最高値街道をまい進。1月下旬にマドを開けて買われて以降、一貫して上値指向を続けているが、ここにきて上げ足を加速している。首都圏郊外や地方を主要エリアとする注文住宅会社で低価格住宅の販売戦略で業績を伸ばしている。業績は売上高、利益ともに過去最高更新基調を継続中で、23年5月期は土地などを厳選した仕入れが功を奏して受注・引き渡しともに高水準、営業利益段階で前期比14%増の135億円を予想。株価が急速に切り上がっているにもかかわらず、時価換算の配当利回りは依然として4.6%前後と高い。株式需給面では空売り残高が高水準で直近信用倍率は0.1倍と買い戻しによる株価押し上げ効果も働いている。