明日の為替相場見通し=日銀金融政策決定会合など注目
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合や米雇用統計に向けた動きなどが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=136円00~137円20銭。
明日は黒田総裁にとって最後となる日銀金融政策決定会合の結果発表と夜には米2月雇用統計というビッグイベントがある。日銀決定会合に関しては、現状維持という見方が多いが、サプライズ的な政策修正を警戒する声もあるだけに関心は高い。また、米雇用統計の結果次第で相場は大きく動きそうだ。市場では非農業部門雇用者数は前月比で20万人前後の増加(1月実績は51.7万人の増加)、平均時給は前年同月比で4.7%上昇(同4.4%上昇)、失業率は3.4%で横ばいとの予想が出ている。また、今晩発表される米新規失業保険申請件数も注目されている。