テスラのサイバートラックはあくまで「サイドショー」の位置づけとの指摘=米国株個別

材料
2023年3月9日 23時55分

テスラ<TSLA>は4日ぶりに小幅に反発して始まっている。前日は23年型「モデルY」が走行中にハンドルが外れる事象があり、規制当局の調査を受けているとのニュースを嫌気して売りが優勢となっていた。

同社のサイバートラック計画についてアナリストの見解が伝わっている。財務的にはあくまで同社が描いているストーリーの「サイドショー」の位置づけであり、販売は限られた愛好家や車好きに限定される可能性が高いと指摘している。そのため、同社のマスタープラン3におけるサイバートラックの意義について、投資家は期待を抑制する余地があるかもしれないという。

同アナリストは、同社が年何十万台ものサイバートラックを販売する可能性があると予想する投資家と定期的に対話をしていることを明らかにしたうえで、年5万台程度の可能性が高いと予想している。サイバートラックは直接的な経済的意義よりも、文化的・時代的な意味で価値があると感じているという。

同社は以前から価格について口を閉ざしているが、コスト削減のための様々な工夫が行われているのだろうが、当初目標としていた3万9900ドルのスタート価格で廉価版を生産することは難しいかもしれないとも述べた。

(NY時間09:42)

テスラ<TSLA> 183.15(+1.15 +0.63%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.