NY外為:ドル続落、米金利低下継続、米30年債入札は低調
米財務省は180億ドル規模の30年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは3.877%となった。テイルはプラス0.6ベーシスポイント(BP)で、6カ月平均の0.1BPを上回った。応札倍率は2.35倍と、過去6回入札平均の2.36倍を下回り需要は低調。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は70.72%と、過去6回入札平均の68.9%を上回った。
低調な入札結果も米国債相場は続伸。10年債利回りは3.92%まで低下した。ドルも軟調推移を継続し、ドル・円は136円20-25銭で上値の重い展開となった。ユーロ・ドルは1.0580-85ドルの高値圏で推移した。
《KY》