アルチザが反発、14万株を上限とする自社株買いと期末配当予想の増額修正を好感

材料
2023年3月10日 9時39分

アルチザネットワークス<6778>が反発している。9日の取引終了後、上限を14万株(発行済み株数の1.51%)、または1億5000万円とする自社株買いを実施すると発表。同時に、23年7月期の期末一括配当予想を20円から30円へ引き上げたことが好感されている。自社株買いの取得期間は3月10日から4月20日までで、株主還元と資本効率の向上を図ることを目的としている。

あわせて発表した第2四半期累計(22年8月~23年1月)連結決算は、売上高25億3700万円(前年同期比4.1%減)、営業利益6億6400万円(同47.5%減)、純利益4億4700万円(同46.0%減)となった。主力のモバイルネットワークソリューション(移動体通信関連)事業で5G製品の販売が進んだ一方、全体では国内向け売上高が減少したほか、前年同期に採算性の良い国内向け販売が集中した反動も大きかった。また、IPネットワークソリューションで、ネットワーク監視におけるパケットキャプチャツール「etherExtractor」シリーズの新製品への移行に遅れが生じたことも響いた。

なお、23年7月期通期業績予想は、売上高52億3000万円(前期比15.1%増)、営業利益14億6100万円(同0.1%減)、純利益10億7500万円(同2.0%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.