決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … アスカネット、ステムリム、ミライアル (3月3日~9日発表分)

特集
2023年3月11日 15時00分

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 マツモト <7901>

23年4月期第3四半期累計(22年5月-23年1月)の最終損益(非連結)は4億1500万円の赤字(前年同期は4億3500万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.3 日本スキー <6040>

23年7月期の連結経常利益を従来予想の5億円→8億円(前期は3億4500万円)に60.0%上方修正し、増益率が44.9%増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

★No.4 アスカネット <2438>

23年4月期の連結経常利益を従来予想の4.9億円→6.7億円(前期は4.5億円)に36.7%上方修正し、増益率が8.4%増→48.2%増に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<7901> マツモト    東S   +35.46   3/ 9   3Q    赤縮

<4599> ステムリム   東G   +9.72   3/ 8  上期    赤拡

<6040> 日本スキー   東G   +9.19   3/ 3  上期    黒転

<2438> アスカネット  東G   +4.90   3/ 6   3Q    32.89

<4238> ミライアル   東S   +2.66   3/ 8 本決算     -

<7719> 東京衡機    東S   +2.26   3/ 8   3Q   -53.52

<7435> ナ・デックス  東S   +1.37   3/ 9   3Q    46.15

<2923> サトウ食品   東S   +0.91   3/ 9   3Q   -16.47

<3172> ティーライフ  東S   +0.70   3/ 3  上期   -18.84

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。

「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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