決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … アスカネット、ステムリム、ミライアル (3月3日~9日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 マツモト <7901>
23年4月期第3四半期累計(22年5月-23年1月)の最終損益(非連結)は4億1500万円の赤字(前年同期は4億3500万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
★No.3 日本スキー <6040>
23年7月期の連結経常利益を従来予想の5億円→8億円(前期は3億4500万円)に60.0%上方修正し、増益率が44.9%増→2.3倍に拡大する見通しとなった。
★No.4 アスカネット <2438>
23年4月期の連結経常利益を従来予想の4.9億円→6.7億円(前期は4.5億円)に36.7%上方修正し、増益率が8.4%増→48.2%増に拡大する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7901> マツモト 東S +35.46 3/ 9 3Q 赤縮
<4599> ステムリム 東G +9.72 3/ 8 上期 赤拡
<6040> 日本スキー 東G +9.19 3/ 3 上期 黒転
<2438> アスカネット 東G +4.90 3/ 6 3Q 32.89
<4238> ミライアル 東S +2.66 3/ 8 本決算 -
<7719> 東京衡機 東S +2.26 3/ 8 3Q -53.52
<7435> ナ・デックス 東S +1.37 3/ 9 3Q 46.15
<2923> サトウ食品 東S +0.91 3/ 9 3Q -16.47
<3172> ティーライフ 東S +0.70 3/ 3 上期 -18.84
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース