伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月13日記)
日経平均株価は、前週末の夜間取引で225先物が大幅安となった流れを映して、寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。
昨年3月以降のもちあいレンジ上限で上値を抑えられて、下降を開始したことで、現在は、レンジ下限を目指す流れへ入っている可能性があります。
1月4日の安値2万5661円まで下げ余地があるなら、目先は、勢いの強い下げの流れを継続する格好で、一気に2万7000円以下へ下げる動きが考えられます。
本日は、寄り付き後の早い時間帯から下降を開始して、2万7500円前後まで下げる動きになる公算です。
今後の価格が9日の高値2万8734円を超える動きになる可能性があるなら、目先は、価格が下げても、2万7500円前後で下値を支えられる動きになると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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