東京株式(前引け)=大幅続落、リスクオフ一色で96%の銘柄が下落

市況
2023年3月13日 11時48分

13日前引けの日経平均株価は前営業日比437円90銭安の2万7706円07銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は8億1161万株、売買代金概算は1兆7095億円。値上がり銘柄数は57、対して値下がり銘柄数は1770、変わらずは8銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスクオフの流れが強まり、日経平均株価は一時500円を超える下げとなった。前週末に米SVB(シリコンバレーバンク)が経営破綻したことを受けて、流動性リスクの波及などを警戒する売りがかさんだ。前週末に日経平均は480円弱の急落をみせていたが、欧州株が全面安だったことを受けて、きょうも目先筋の売りが全体相場を押し下げる格好となった。米長期金利の急低下を背景に外国為替市場でドル安・円高に振れたことも輸出セクターを中心に逆風材料となっている。プライム市場全体の96%の銘柄が値を下げた。

個別では売買代金トップとなった三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの下げがきつい。ソフトバンクグループ<9984>が軟調なほか、三菱重工業<7011>や日本電産<6594>も安い。シルバーライフ<9262>が急落、ハブ<3030>も大幅安に売られた。半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手海運株が堅調な動きをみせている。トビラシステムズ<4441>がストップ高に買われ、トーホー<8142>も値を飛ばした。良品計画<7453>も堅調。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.