本日注目すべき【好決算】銘柄 北越メ、学情、アイケイケイ (13日大引け後 発表分)
3月13日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
北越メ <5446> [東証S] ★今期経常を20%上方修正、配当も15円増額
◆23年3月期の連結経常損益を従来予想の10億円の黒字→12億円の黒字(前期は6.9億円の赤字)に20.0%上方修正した。売上高が堅調に推移するなか、経費削減の進展で採算が大きく改善することが寄与。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→85円(前期は6円)に増額修正した。年間配当利回りは5.18%に上昇。権利付き最終日を29日に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
学情 <2301> [東証P] ★11-1月期(1Q)経常は赤字縮小で着地
◆23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の経常損益(非連結)は4800万円の赤字(前年同期は2億7600万円の赤字)に赤字幅が縮小して着地。企業の採用ニーズが高止まりするなか、20代向け転職サイト「Re就活」や新卒向け就職情報サイト「あさがくナビ」といったWebメディアが好調だったほか、合同企業説明会「就職博」の来場者数も大きく伸び、88.4%の大幅増収を達成した。
アイケイケイ <2198> [東証P] ★11-1月期(1Q)経常は68%増益で着地
◆23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比67.7%増の3.6億円に拡大して着地。新型コロナウイルス感染症による規制が緩和されるなか、挙式・披露宴の実施組数が増加したことが寄与。施行組数は第1四半期として過去最高を更新した。
上期計画の4.3億円に対する進捗率は85.8%に達しており、業績上振れが期待される。
ミマキエンジ <6638> [東証P] ★今期経常を17%上方修正
◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の30.7億円→35.8億円に16.6%上方修正。増益率が14.2%増→33.2%増に拡大する見通しとなった。欧米などの景気減速を受けて売上高は計画を下回るものの、販売価格の見直しや物流混乱の解消に伴う輸送コストの減少、利益率の高いプリンタ本体新製品の販売拡大に伴う機種ミックスの良化などが寄与し、利益は上振れする。
コプロHD <7059> [東証P] ★今期配当を10円増額修正
◆23年3月期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。今期業績の順調な進捗や体制強化による来期以降の業績拡大見通しなどを踏まえ、株主への利益配分を増やす。権利付き最終日を29日に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
株探ニュース