ダウ平均がプラスに転じる ファースト・リパブリックのニュースを好感=米国株速報
NY株式16日(NY時間11:07)
ダウ平均 31927.30(+52.73 +0.17%)
ナスダック 11544.88(+110.83 +0.97%)
CME日経平均先物 26810(大証終比:+70 +0.26%)
先ほどから米株式市場に買い戻しが強まっており、ダウ平均、ナスダックともプラスに転じている。日本時間の23時50分頃からファースト・リパブリック<FRC>の取引が一時中断しているが、JPモルガン<JPM>とモルガン・スタンレー<MS>がファースト・リパブリック<FRC>の資本強化に向けた協議に参加と伝わった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。
スイス当局がクレディスイスの具体的な支援方針を打ち出したことから、この問題に関しては安心感がひとまず広がっているが、株式市場は依然として上値が重く、米地銀株も売りが強まっていた。
市場は金融システムへの不安を払しょくできずにいた中、ファースト・リパブリックのニュースは懸念を一服させているようだ。
(NY時間11:06)
ファースト・リパブリック<FRC> 23.98(-7.18 -23.04%)取引中断
JPモルガン<JPM> 128.47(+0.21 +0.16%)
モルガン・スタンレー<MS> 85.70(+0.31 +0.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美