ビジョナル急落、上期営業利益42%増も進捗率を警戒
ビジョナル<4194>が急落している。16日の取引終了後に発表した第2四半期累計(22年8月~23年1月)連結決算を発表しており、売上高264億300万円(前年同期比34.2%増)、営業利益58億2500万円(同42.2%増)、純利益41億4400万円(同45.8%増)と大幅増益となったものの、通期計画に対する進捗率が営業利益で47%にとどまったことが嫌気されているようだ。
プロフェッショナル人材に対する求人意欲の継続を背景に、主力のビズリーチ事業が好調に推移しグループ全体の業績を牽引した。またHRMOS事業で、無料で年末調整の電子化に対応できるクラウド年末調整申告システム「HRMOS年末調整」をリリースしたことなども寄与した。
なお、23年7月期通期業績予想は、売上高560億円(前期比27.4%増)、営業利益125億円(同50.9%増)、純利益83億3000万円(同42.3%増)の従来見通しを据え置いている。