外為サマリー:米金利上昇が支えも上値重く133円40銭近辺で推移

通貨
2023年3月17日 10時20分

17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=133円39銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭弱のドル高・円安となっている。

16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円74銭前後と前日に比べて30銭強のドル高・円安で取引を終えた。米大手銀行11行が経営危機に陥っている米地銀ファースト・リパブリック・バンク<FRC>に預金のかたちで計300億ドル(約4兆円)を支援することが伝えられたことをきっかけに、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ一時133円83銭まで上伸した。

ただ、欧米の金融システム不安は完全には払しょくされておらず、この日の東京市場のドル円相場は上げ一服商状。米長期金利の上昇がドルの支えとなっているものの上値は重く、133円40銭近辺での推移となっている。なお、欧州中央銀行(ECB)が16日の理事会で3会合連続となる0.5%の大幅利上げを決めたことで、ユーロ買い・円売りが出やすくなっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0618ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=141円65銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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