アジア株 軒並み上昇、香港株は急反発

市況
2023年3月17日 18時29分

東京時間18:11現在

香港ハンセン指数   19518.59(+314.68 +1.64%)

中国上海総合指数  3250.55(+23.66 +0.73%)

台湾加権指数     15452.96(+231.84 +1.52%)

韓国総合株価指数  2395.69(+17.78 +0.75%)

豪ASX200指数    6994.80(+29.26 +0.42%)

インドSENSEX30種  57674.06(+39.22 +0.07%)

17日のアジア株は軒並み上昇。経営不安を強めていたファースト・リパブリック・バンクについて、米大手銀行が支援策を実施するとの報道から、金融システムへの警戒感が後退して、米国株が大幅高となった。また、経営不安が広がってたクレディスイスはスイス国立銀行(中央銀行)から最大500億スイスフラン(約7兆1000億円)を調達する用意があると発表して、欧州市場での金融不安が後退した。欧米市場の金融不安の後退を受けて、アジア株も買い優勢で推移した。

上海総合指数は反発。石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、機器メーカーの国電南端科技、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズが買われた。

香港ハンセン指数は急反発。インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、石油大手の中国石油化工(シノペック)、コンピュータ・メーカーのレノボ・グループ、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)が買われた。

豪ASX200指数は反発。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、航空会社のカンタス航空が買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、道路建設会社のトランスアーバン・グループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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