ミシガン大指数が予想下回る インフレ期待も予想以上に低下
日本時間23時に発表になった3月調査分のミシガン大消費者信頼感指数の速報値は63.4と予想を下回ったほか、1年先のインフレ期待も3.8%と予想以上に低下し、4%を下回った。
前回は1年ぶりの高水準となり、消費者のセンチメントの力強さを示したものの、今回はその流れが一服している。インフレ圧力は依然として強いものの、雇用が底堅く推移していることや、ガソリン価格も落ち着いていることから、米消費者のセンチメントは維持されている。ただ、雇用は徐々に軟化傾向も見られ始め、米消費者のセンチメントにも影響が出ているのかもしれない。
指標発表後にダウ平均は下げ渋る動きが見られ、ドル円も若干反応を見せた。ただ、いまのところ大きな動きには至っていない。
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(3月)23:00
結果 63.4
予想 68.0 前回 67.0
1年先のインフレ期待
結果 3.8%
予想 4.1% 前回 4.1%
5-10年先のインフレ期待
結果 2.8%
予想 2.9% 前回 2.9%
NY株式17日(NY時間10:10)
ダウ平均 32017.53(-229.02 -0.71%)
ナスダック 11738.94(+21.66 +0.18%)
CME日経平均先物 26935(大証終比:-95 -0.35%)
USD/JPY 132.37 EUR/USD 1.0635 GBP/USD 1.2152
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美