アジア株 軒並み下落、香港株は急反落
アジア株 軒並み下落、香港株は急反落
東京時間17:38現在
香港ハンセン指数 19000.71(-517.88 -2.65%)
中国上海総合指数 3234.91(-15.64 -0.48%)
台湾加権指数 15419.97(-32.99 -0.21%)
韓国総合株価指数 2379.20(-16.49 -0.69%)
豪ASX200指数 6898.51(-96.29 -1.38%)
インドSENSEX30種 57204.17(-785.73 -1.35%)
20日のアジア太平洋株式市場は軒並み下落。クレディ・スイスが発行した「AT1債」(劣後債の一種)の約160億スイス・フラン(約2兆2800億円)相当が無価値になったと報じられたことなどから、金融システム不安が広がった。香港株は急反落。一時3%超の大幅な下げとなった。
中国大陸市場で上海総合指数は反落。金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、銀行大手の中国農業銀行が買われる一方で、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズ、酒造会社の貴州茅臺酒、ソフトウエア会社の用友網絡科技が売られた。
香港ハンセン指数は急反落。医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、世界的金融グループのHSBCホールディングス、海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、ビール醸造会社の百威亜太(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC)が売られた。
豪ASX200指数は急反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、投資銀行のマッコーリー・グループ、医薬品メーカーのCSL、、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、小売会社のウールワース・グループが売られた。