マイクロソフトが6日ぶりに反落 先週の反動が出ている模様=米国株個別
マイクロソフト<MSFT>が6日ぶりに反落。先週は12%上昇し、2015年4月以来の1週間での上昇率となった。きょうはその反動が出ている模様。
同社は、アクティビジョン<ATVI>の買収に関するEUの反トラスト法上の懸念に対処するため、クラウドゲームサービスにのみに焦点をあて、ライバルのソニー<6758>には言及していないという。ロイター通信が関係者の話として伝えた。ソニーへの言及がないことは、欧州委員会がゲーム機市場の競争についてはもはや懸念していないことを示唆しているという。
一方、同社はアクティビジョンの買収計画が承認されれば、早ければ来年にも「アイフォーン」や「アンドロイド」端末向けに新たなゲーム用アプリストアを立ち上げる計画だと伝わった。英FT紙が同社のスペンサーCEOとのインタビューを引用して伝えた。
同CEOは「アクティビジョンの買収により、人々がプレーする最大のプラットフォームであるスマホでの競争が促進される」と指摘。「現在、モバイルゲームが不足しており、それをアクティビジョンに補ってもらう必要がある」と述べた。
(NY時間14:56)
マイクロソフト<MSFT> 270.93(-8.50 -3.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美