チューイーが決算受け下落 通期の売上高見通しの伸びが昨年度から鈍化=米国株個別
ペット用品のオンラン販売を手掛けるチューイー<CHWY>が下落。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、売上高、EBITDAとも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第1四半期、通期とも予想を上回る売上高見通しを示している。
ただ、株価は冴えない反応。通期の売上高見通しは予想こそ上回ったものの、伸びは10-12%を示唆しており、昨年度の13.6%から鈍化している。また、EBITDAマージンが横ばいから0.50%ポイント低下するとの見通しも示していた。同社は国際的な事業拡大計画が利益率を圧迫する可能性を反映させた述べている。
今回の決算を受けてアナリストは、第4四半期の顧客数が減少を示しており、逆風が和らいでいるはずなのに疑問符がつく内容だったと指摘した。
(11-1月・第4四半期)
・1株利益:0.01ドル(予想:-0.11ドル)
・売上高:27.1億ドル(予想:26.4億ドル)
・粗利益率(調整後):28.1%(予想:26.9%)
・EBITDA(調整後):9200万ドル(予想:2500万ドル)
・アクティブ顧客数:2041万人(予想:2050万人)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:27.2~27.4億ドル(予想:26.8億ドル)
(通期見通し)
・売上高:111~113億ドル(予想:111.4億ドル)
(NY時間09:42)
チューイ<CHWY> 35.98(-1.78 -4.71%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美