T&Sが急騰、高精度の画像認識や論文アルゴリズムの実装などAI領域でも活躍
ティアンドエス<4055>が急騰、一時302円高の2158円と値を飛ばし、今年に入ってからの高値を更新、昨年3月末につけた昨年高値2222円の奪回も約1年ぶりに視野に入れている。同社は最先端半導体工場向けのシステム開発及び運用・保守などを主力展開し、AI技術を活用した業務効率化で需要獲得が進んでいる。フラッシュメモリーを製造するキオクシアを主要顧客とするが、日の丸半導体新会社ラピダスの最先端半導体量産を目指した大規模な北海道・千歳工場建設でも商機を捉える可能性がある。AI領域ではマシンラーニング・アルゴリズムを駆使して高精度の画像認識機能開発を支援するほか、論文アルゴリズムの実装や評価も手掛けており、AI関連の有力株としても頭角を現している。