外為サマリー:130円70銭前後で一進一退、方向性に欠ける展開に
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=130円77銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=140円73銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、130円70銭前後での一進一退。前週末24日の欧州市場では、ドイツ銀行<DB>の株価が急落したことが警戒感を呼び、一時129円60銭台と2月初旬以来、約1カ月半ぶりのドル安・円高水準をつけた。ただ、米セントルイス連銀のブラード総裁が金融ストレス抑制に前向きな姿勢を示したことも安心感を呼び、ニューヨーク市場では130円台に値を戻した。週明け27日の東京市場は、手掛かり材料難で方向感に欠け、もみ合い相場が続いている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0760ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。