レーサムがカイ気配スタート、今期最終益・配当予想の上方修正を好感
レーサム<8890>がカイ気配スタート。28日の取引終了後、23年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表した。最終利益の見通しを75億円から84億円(前期比26.7%増)に引き上げたほか、期末一括配当予想はこれまでの50円から55円(前期末比18円増配)に増額しており、好感されたようだ。
主力の資産価値創造事業において、大型物件の売却が実現したうえ、想定よりも高い利益率で物件を売却できたことなどが寄与する。一方、売上高の見通しは800億円から675億円(同1.3%減)に見通しを引き下げた。