「バーゼルIII最終化」の提案で米大手銀は自己資本強化を迫られる可能性=米国株個別

材料
2023年3月29日 22時45分

バーFRB副議長がきのう、SVBに関する上院の公聴会に出席し、銀行の自己資本比率規制を見直す「バーゼルIII最終化」の改革を提案し、実施することが重要だと述べ、その提案が早期に出る可能性を改めて示した。市場では、大手銀の自己資本規制の強化につながる可能性が高いと見られている。

米規制当局が改革を実施すれば、米大手銀はより高水準の資本要件に直面する可能性が高い。当局の最優先課題であるこの提案は、銀行の資産のリスクウェイトを変更し、信用リスク算出のための内部モデルの使用を抑制するものと思われる。今後数カ月のうちに提出され、最終的には24年上期に完了することが予想されるという。

(NY時間09:34)

JPモルガン<JPM> 129.06(+0.18 +0.14%)

シティグループ<C> 45.53(+0.31 +0.69%)

バンカメ<BAC> 28.38(+0.26 +0.92%)

ウェルズ・ファーゴ<WFC> 37.44(+0.26 +0.70%)

ゴールドマン<GS> 320.30(+1.86 +0.58%)

モルガン・スタンレー<MS> 85.37(+0.49 +0.58%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.